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Making Soil - Making Green

[Story2] フエサイ~ルアンパバーン~ヴァンビエン~パクソン

久保田さんからのお誘いを受け、ラオスの北部から南部へと向かうことに。

その前に、先ずラオスの第一印象。
タイ北部からの入国ルートである「フエサイ」にて、制服を着た中学生くらいの女の子がバイクにヘルメットなしで当たり前のように乗っている(しかも二人乗りの場合もあり)のが目に付く。物価はタイとあまり変わりない。

噂通りの“ゆるゆる”な感じをこの街で垣間見つつ、ここからローカルバスで「ルアンパバーン」という町へ。

インドもネパールもタイもラオスも、基本的に移動はローカルクラスの電車かバス。
安いし、現地の人達の暮らしが覗けるのが好き。
「わたしは観光者です」みたいな出で立ちでなく、「貧乏バックパッカーです」みたいな出で立ちして溶け込んでいれば特に危険もない(もちろん最低限の備えはしつつ、ですが)。

ルアンパバーンは、適度な“ゆるさ”の中に“平和”な空気の混じるとても居心地の良い場所で、ここに来て「ラオスいいわ~」と実感。
後々調べると、ルアンパバーンという町全体が世界遺産に登録されているのを知り、ビックリしたと同時に、納得もする。


町の中心にある「プーシーの丘」の頂上からの景色に魅了され、そこで静かに座っている金色の仏の放つオーラ(波動)に圧倒される。
インドのブッダガヤにて、ブッダが苦行をしたと言われている洞窟(前正覚山)と、悟りを開いた場所であるマハーボディ寺院を訪れた時の厳かな空気を、ここでも感じた。


雨期で天気は不安定でしたが、綺麗な虹が姿を見せる。

ルアンパバーンには一泊のみ滞在。
ここでラオスの魅力を一気に感じ、次は「ヴァンビエン」へと向かう。


向かう道中にて。ゆる~い感じはここでも。

ヴァンヴィエンは、かつて“ヒッピーの楽園”と呼ばれていた場所だったそうですが、今となってはその面影はあまりなく、徐々にリゾート地へと姿を変えている様子。

泊まったゲストハウスからの眺め。

ゆったりとチルアウトは出来たけれど、思ってた感じと違う場所だったな~。
ルアンパバーンにもう一泊した方が正解だった。

数年前にここに住み始めた日本人の方と出会い、ラオスやここヴァンビエンの取り巻く状況を聞く。
ここで聞いた話が、移動中にバスから見た光景や、後にパクソン村周辺の状況を見た時とリンクします。

そして、ヴァンビエンからラオスの首都「ビエンチャン」経由で南部の都市「パクセー」へ。

ここで久保田さんと合流し、バイクを借りて「パクソン村」へと進む。
パクセーからパクソン村までは、4、5車線程の幅のある大きな国道をひたすら東へと進んでいく。

するといつの間にか「ボラベン高原」に入り、徐々に標高が高くなっていく。

道の両サイドには大自然が広がり、道沿いにはコーヒーの木々や露店がポツポツと立ち並ぶ。

道は絶賛舗装中で、コンクリートで綺麗に舗装された場所もあれば、ガッタガタの砂利道もあり、今まで何もなかったであろう場所が、徐々に変わりつつあるのが感じ取れる。

雨期だったので途中で急に雨が降り出し、道端にある雨宿り用に作られたであろうボロい
小屋で途中休憩。

パクセーではタンクトップ一枚で済んだが、ここではバックパックの中のダウンジャケットを取り出すくらいの寒さまで冷え込んでいました。

そして、パクセーから45km(Lak45)、辿り着いたのがパクソン村でコーヒーとお茶を作る「ペッ」のオーガニックファームでした。

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